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脚の付け根のふくらみは相談を 鼠径ヘルニアの日帰り手術を実施

JR膳所駅、京阪膳所駅から徒歩約2分の国道1号沿いに、この4月開院した「滋賀大津そけいヘルニア外科クリニック」。成人の鼠径（そけい）ヘルニアの日帰り手術を実施しています。

落ち着いた雰囲気の待合室。JR･京阪膳所駅からほど近い国道沿いのビルの4階にあります。1階の携帯電話ショップが目印

「脱腸とも呼ばれる鼠径ヘルニアは鼠径部（脚の付け根部分）で、皮膚のすぐ裏側まで腸や内臓脂肪が飛び出し、ふくらむのが特徴。手術が唯一の治療法です。ふくらみを押しても戻らない嵌頓（かんとん）状態になると飛び出した腸に血液が流れず壊死（えし）を起こしたり、腹膜炎を併発して命に関わることも。男性だけでなく女性も発症します」と話す院長・安川大貴先生は日本消化器外科学会・指導医でもあります。

　「当院ではおへその傷1カ所だけの腹腔鏡手術が可能。健康保険適用で経過観察も丁寧に行います｡滋賀県北部や京都市など遠方から受診される方も。電話などでの相談も気軽にどうぞ」

ふくらみを押しても戻らない嵌頓状態を表すイラスト（当院パンフレットより）

やさしい色合いの手術室