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2024年4月から「無痛MRI乳がん検診」を始めました　専用の服を着たまま、うつぶせで検査を実施

日本人女性の9人に1人がかかるといわれる乳がん。40〜69歳の女性を対象にした京都府の「乳房エックス線検査（マンモグラフィー）」の受診率は、全体の38％に留まっています（令和5年度京都府調べ）。
　「恥ずかしい、痛そうなどの理由で、マンモグラフィーでの検診に抵抗があるのではと考えています」と「京都民医連中央病院」乳腺外科科長の名嘉山一郎先生。
　そこで当院では、4月から「無痛乳がん検診」をスタート。「MRIは強い磁石と電波によって体の内部を画像化する検査。放射線を使わないため被ばくしません。造影剤を使用するMRI検査もありますが、これは使わずに行うことができます」
　検診は、検査専用の服を着たまま行います。台の上にうつぶせになり、乳房などを撮影。「上半身裸になったり、乳房を機械で挟むといったことはないので、検診に対するハードルが下がるのではないでしょうか」
　検査は事前に予約が必要（予約 | ドゥイブスサーチ (miraino.com)にアクセスし、予約を）。費用は検診料2万円。所要時間は問診や着替えの時間も含めて1時間程度。約2週間で検査結果を郵送します。

医師からのコメント

名嘉山一郎先生
この、つらくないMRI検診を利用していただき、年に1度は乳がん検診を受けて、早期発見につながることを願っています。