リハビリテーション科
整形外科
京都市 右京区
なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニック
UP:2023.10.4
更新日:2023.10.4
骨粗しょう症の早期発見のための「DEXA法」 閉経後の女性は特に注意 骨密度を測定し、状態の確認を
年齢を重ねるにつれて気になってくる骨の強度。骨がもろくなると、ちょっとしたことで骨を折ってしまうケースもあるといいます。
「骨がもろくスカスカの状態になり、骨折しやすくなる病気があります。それが骨粗しょう症です」とは、「なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニック」の院長・樋口直彦先生。
体をねじったり、重い物を持ち上げたりといった日常の動作や転倒などで骨折リスクが高まるそう。骨折しやすいのは、背骨、太もも・腕のつけ根、手首など。
「骨粗しょう症は、閉経を迎えた女性が罹患(りかん)する傾向が高め。女性ホルモンの分泌が低下し、骨密度が急激に減っていくためです。過度なダイエットの結果、以前よりやせている人も注意が必要です」
検査は約10分で終了
気になる人は骨密度を測定し、骨の状態を確認しておきませんか。
検査法は主に三つ。かかとやすねに超音波をあてて測定する「超音波法」、手の骨密度をX線で測定する「МD法」のほか、同院で実施している全身用の「DEXA(デキサ)法」(保険診療)です。
この「DEXA法」ではX線を使用。機器の上にあおむけになり、腰骨、股関節、大腿(だいたい)骨の骨密度を測ります。
「所要時間は約10分。痛みはなく、寝転んでいるだけで終了します。『日本骨粗鬆(しょう)症学会』のガイドラインで推奨されている方法です」
検査の結果、骨粗しょう症と診断された場合は治療をスタート。
「軽度なら食事や運動といった生活習慣を見直し、骨量の増加をはかりましょう」。食事面では、骨の主成分であるカルシウムやタンパク質だけではなく、ビタミンD・Kの摂取も必要とのこと。
進行していれば、飲み薬、注射といった薬物療法も行われます。検査結
「DEXA法」で使用する機器果をもとに、ライフスタイルを考えながら治療法を選んでもらえます。
「骨粗しょう症でない場合は、予防をしておくといいですね。治療と同じく、食事に気を付けたり、運動をしたり。日光浴もおすすめです。太陽の光に当たることで体内のビタミンDが活性化し、カルシウムの吸収を促進します」
早期に発見することで、早めに治療を開始できます。「治療によって骨の状態の悪化を食い止めることができます。生活の質を保ち、健康寿命を伸ばすためにも、ぜひ骨密度の測定を」
診療時間
なか整形外科 京都西院リハビリテーションクリニック
電話番号 | 075(950)5839 |
---|---|
住所 | 京都市右京区西院高山寺町13 西院阪急ビル3階 |
アクセス | (阪急「西院」駅すぐ) |
受付時間 | 診療終了30分前に受付終了 |
ホーム ページ |
https://nakaseikei.com/ |
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